越前市にある「ちひろの生まれた家」記念館で行われる展覧会のご案内です。
日本には、めぐる季節とともにさまざまな年中行事や風習があります。
ちひろが育った時代には、お正月に始まる伝統的な行事が普段の暮らしのなかでも大切にされていました。
また、都会の恵まれた環境でモダンな生活を送っていた岩崎家では、クリスマスも家族の思い出のつまった年中行事でした。
ちひろが家庭を持ち、息子が幼いころに、お正月や端午の節句、七夕やクリスマスなど季節の行事をいっしょに楽しんだのも、自身の子どものときの豊かな体験があったからなのでしょう。
本展では、カレンダーや月刊誌などにちひろが描いた、日本の伝統的な行事や四季折々の遊びの情景をピエゾグラフでご紹介します。
お正月の凧あげや羽根つき、桃の節句のおひなさま、華やかな和服姿の少女たち…、季節の行事を楽しむ子どもたちの姿をお楽しみください。
「ちひろの歳時記」展
2022年12月9日(金)~2023年3月6日(月)
「ちひろの生まれた家」記念館
福井県越前市天王町4-14
TEL.0778(66)7112
開館時間/10:00~16:00
休館日/毎週火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始休館
入館料一般300円(高校生以下は無料)
駐車場あり
http://chihironoie.jp